つぶやき前ちゃん    「さよならの走り書き」

2024年06月20日 08:57

中2の時、同級生3人で〈グリーンピース〉というフォークバンドをやっていた。詩、曲とも、私のオリジナルです。今回は趣向を変えて、恥ずかしいのですが、紹介します。
女々しい男の詩です。

〈さよならのはしり書き〉
1.机の上の白い花瓶
きれいな花揺れてます
だけれど野に咲く方が
どんなに綺麗でしょう
可愛い君は、綺麗な花と
同じだったのでしょうか
僕の心で咲くよりも
誰かの心が良かったのですか
二人で仲良くやれたのに
楽しい毎日だったのに
あの日の日記の片隅に
『さようなら』って
小さくはしり書き

2.僕の腕にしがみついて
甘えてばかりいた君が
どうして突然、さよならなんて
僕にはわからない
可愛い君は、あの日の約束
とっくに忘れたのでしょうか
僕のことなど君は
考えなかったのでしょうか
二人で仲良くやれたのに
楽しい毎日だったのに
あの日の日記の片隅に
『さようなら』って
小さくはしり書き

記事一覧を見る