岩手の幼なじみの呑み会があったみたい。きまって中程になると、誰から電話がかかってくる。なんとなく出ないでいると、次は別の奴からかかってくる。それでも出ないと、メールで「電話に出ろ!」とくる。仕方なくかけると、皆んなの近況、そして田舎に帰って来いコール。一人と話すと、電話を回され、結局は全員と話さなければならない。許せる相手なので、ついつい本音を語ってしまうのも事実だ。去年の夏は、皆んなと会って久々に酒を酌み交わした。風ぼうも皆んなかわり、久々だと誰だかわからない。しかし、そこは幼なじみ。その話題から入り、あっという間に幼き頃に戻る。有難いものである。いつまでも話のネタに上がり、色々と案じてくれる。田舎の家の事もよくわかって、それなりに付き合っていてくれる。
実際、私も田舎に帰れば、一番に会いに行くのは、幼なじみなのである。